火災保険

雨漏りは火災保険の保険料で直せる場合も

はじめに

私のところに火災保険屋さんが毎月のように来ます。

そこで、損害保険のセールスレディCさんからお話を聞いたのでまとめてみました。

雨漏りは火災保険の保険料で直せる

意外と知られていないことですが、雨漏りは火災保険の保険料で直せるのですね。

しかし、こういった甘い話しには必ずと言ってよいほど悪い事を考える業者が一定数いるので、火災保険を利用する際には気をつけないといけません。

雨漏り修理を火災保険の保険料で直せるということで、気をつけておきたいポイントなど、一つずつ見てみましょう。

雨漏りが発生した場合、屋根・外壁など外装周りで何かしらの不具合が発生し、建物内に雨水が入り込んでしまっている状態のことです。

雨漏りを発生させる条件としては、建築の施工不良・経年劣化等がありますが、その中でも台風・強風・大雨・雹など自然災害の影響によって、雨漏りがよく発生します。

火災保険では「風災」という枠に

この自然災害の影響は、火災保険では「風災」という枠に当てはまり、雨漏りの原因が「風災」として認定されると、保険会社から適切な保険料がもらえるので、費用の負担が少ない・または無料で修理工事ができることになります。

どういうものが「風災」に当てはめる事ができるか、また火災保険を利用する時には、何に気をつけたら良いか、など詳しく見ていければと思います。

雨漏り修理で火災保険の「風災」認定を受けるためには?

雨漏り修理において、損害費用の負担をしてくれる火災保険は、とてもありがたい存在です。

しかし、全ての雨漏りが火災保険の保険料を受け取れるのかは、きちんと「風災」として認定されなければいけないので、どんなものが火災保険として適用できるのかお知らせしていきましょう。

「風災」として認定されること

雨漏り修理で火災保険を利用する時、まず確認をしないといけないのが、いま発生している雨漏りが風災の影響であるかどうかという点です。

「風災」とは以下のものを指します。

台風・竜巻・暴風・強風・旋風

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また、以下のようなものでも吹込みによって雨漏り等が発生した場合は風災となりますが、吹き込みによって発生した損害については、「風災」によって屋根(開口部など)・外壁に不具合が発生した場合のみ適用となります。

雨・雪・雹(ひょう)・砂塵(さじん)

もう少し具体的に「風災」がどんなものかを示すのであれば、以下のようなものとなります。

・暴風よって自宅の屋根材が壊れて雨漏りが発生した。

・強風によって飛んできたモノなどが屋根や外壁にぶつかった影響で雨漏りが発生した。

・旋風によって屋根板金が浮いたり釘が浮いた影響で雨漏りが発生した。

・大雨などによって雨樋が壊れたことで雨漏りが発生した。

このように風災に指定されている自然災害によって雨漏りが発生した場合、「風災」として認定されることがあります。

「風災」といっても、火災保険会社それぞれで「風災」の定義が異なるため、必ず加入の保険会社まで申請前に確認を行いましょう。

雨漏りの修理が必要になった時点から3年以内に申請が必要

保険会社によって3年以内の申請が求められているため、雨漏り修理が必要になった場合で、保険料を受け取れる状態になってから3年以内の申請をする必要があります。

火災保険は雨漏りの修理額よって受けとり金額が決まってくる

例えば、雨漏りの修理費用が45万円だった場合、火災保険のタイプによっても受け取る保険料が変わってきます。

免責方式の場合

免責方式とは、あなた自身で自己負担額(免責)を決めておくタイプのものです。

例えば、自己負担額が3万円で設定しておいた場合は以下のような計算になります。

自己負担3万円 - 損害額50万 = 受取保険料:47万円

 

損害額30万以上型の場合

損害額30万以上型の場合は、雨漏りの損害額が30万円以上になった場合のみ、保険料を損害の上限額まで受け取れるタイプになります。

例えば、損害額が30万だとすると以下のようになります。

損害額30万 = 受取保険料30万円

 

注意したいのは、損害額が30万円以上に及ばない場合は、手に入る保険料は0円となってしまいます。

そうなると、修繕費は全額自己負担にならざるを得ないです。

どちらのタイプを選ぶのかは、火災保険会社によって異なってくるので、何よりあなた自身が加入くださっているプランを顧みてチェックしておいた方が良いです。

代理では無くあなたがご自身で申込み申請すること

まずあなたに知って頂きたい事、それは火災保険というのは代理申請ができないという事です。

これは、火災保険の保険料で直せることのメリットを悪用する業者がたくさんいるからです。

その他にも「絶対に火災保険申請できますから安心してください」など、こういった根拠もない話しをする悪徳業者もいます。

火災保険会社側もこういったトラブルが後を絶たないため、注意を促しています。

このように簡単に保険料がもらえるわけでなく、事前にさまざまな申請や条件が必要となります。

火災保険の豆知識3つ

甘いお話にはワナがある?

保険料を使って自己負担が不要で直せるならば、どなたも保険料を使って直したいものです。けれども、こういうメリットがある話しを悪行に使う業者もたくさんいますので、火災保険で雨漏りを直す場合は、信頼できる業者を絶対に選ばないといけません。

 

雨漏りは「水災」じゃないの?

雨漏りなど漏水の被害に合うと「水災」と考えてしまいかねませんが、水災とは洪水・高潮・土砂崩れなどの自然な災害とのことです。このため、雨漏りは水災じゃありませんから気をつけましょう。

 

風災認定を間違いなくできるとはいえない

雨漏り修理の業者からお話される「火災保険がぜったいに使えますのでご安心下さい」こういう甘い言葉を信じてはいけません。

雨漏り修理を火災保険の保険料前提で費用を組んでいると、火災保険の適用が出来なく、あとあと思いがけない出費が発生する場合も。

このため、風災認定においては100パーセントはない事を、とにかく頭に入れておいてほしいです。

以上です。

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