はじめに
マンションの敷地内にある駐車場は、無理して駐車台数を確保していることがあり、その結果出し入れが大変なことが多いです。
駐車が得意な方ならよいのですが、苦手な方は駐車の都度神経を使うことになります。そして出し入れが大変になるのでトラブルが起きてしまうこともあります。
いずれにしても、駐車場トラブルは未然に防ぎたいものですね。
ではどうぞ。
機械式駐車場は大変
私が以前、ある賃貸マンションを借りていた時に起きたことです。
このマンションには敷地内に駐車場があったのですが、狭い敷地に無理やり作った感じで、機械式3段式の駐車場でした。
機械式に特有の柱のある構造に加えて、幅も狭く、さらに駐車場の入口前はマンションの一番奥の細道で、道幅は車1台分とちょっとのスペースがない状態でした。
上下に動く機械式でしたので、まずは操作盤を操作して、自分の契約した駐車スペースを地面の高さまで移動させなくてはなりません。
そしてそのあとが大変です。
もちろんバックで駐車するのですが、入口前のスペースが細道であるために、何度も切り返ししないと入庫することができないのです。
そしてようやく駐車スペースに直角の状態にすると、今度はゆっくり下がって、途中でミラーをたたまねばなりませんでした。
この狭さ、最初みたときからヤバイと思ったのですが、敷地外にある月極駐車場は遠く、そして費用も高かったので不安に思いつつも借りることにしました。
出庫時
出し入れが大変だったこの機械式駐車場に、なんとかコツを覚えて慣れてきたときのことでした。
出庫は入庫よりもかなり楽で、一度切り返しすれば、すんなり出庫できていたものですから、少し油断していたのかもしれません。
この駐車場は上下に移動する機械式だったのですが、その上下を操作する機器が機械式駐車場の脇のポールに設置されておりました。
そして機械式駐車場より車を出庫したときに、切り返しが少々甘く、そのポールにタイヤが少しあたってしまいました。
あたり方が悪かったようで、なんとタイヤはパンクしてしまったのです。
駐車場内でのパンク補償
パンクしちゃったものは、後悔したところで元に戻りません。
当然のごとくどうやっても空いた穴は戻りません。
結局、泣く泣くタイヤを買う羽目になりました。
駄目もとでマンション管理会社に相談してみました。
駐車場のパンクに対して何か保険が掛けていないか確認しました。
ですが、何も保険契約はありませんでした。
自分の入っている自動車保険には車両保険もつけていたので、問合せしましたが、これまた適用対象外でした。
その機械式駐車場は安いので借りた駐車場ですが、大きな代償を追うことになっていまいました。
まとめ
今回は出し入れが大変な駐車場で起きたトラブルをご紹介しました。
マンションの敷地内の駐車場は部屋からも近くて、費用も安めのこともあって利用される方は多いかと思いまず。
ですが、特に苦手な方は、自分の駐車テクニックでも安心して出し入れすることができるかよく確認しましょう。
それで厳しそうだったら、一旦諦めてマンション敷地外に借りることを検討するか、または今回の事例のように車にキズがつく覚悟をもって契約するようにしたほうが安心かもしれないです。
以上です。