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孤独死の平均年齢は男女とも意外に低い

 孤独死の平均年齢は男女とも意外にも

孤独死の平均年齢は男女とも61歳

2019年3月

「○丁目のAさん、自宅で亡くなって発見されたって。孤独死だって」「孤独死?家族とも疎遠で、一人暮らしだったものねぇ。まだ若かったよね。気の毒だね…」

近年よく聞く「孤独死」ということ

孤独死と言うと高齢者を思い起こす人も多いでしょうが、実は、高齢者だけという問題ではございません。

一般社団法人 日本少額短期保険協会の孤独死対策委員会が2019年5月に発表した「孤独死現場レポート」によると孤独死した人の平均年齢は、男性61.4歳、女性61.0歳という結果になったのです。

すなわち、高齢者だけに限らず、いずれの単身者向けの賃貸住宅にも孤独死のことが在りえることになります。

と言うものの、高齢者の方がリスクは高まります。

国交省の安全居住政策委員会「多様な世帯が安心して暮らせる住まいの確保に向けた当面の取り組みについて」によると賃貸人(大家さん)の約7割が高齢者の入居へ抵抗感を覚えているみたいです。

孤独死に対する大家さんの3つの負担

孤独死が発生すると、大家さんにどのような負担が発生するでしょうか。

原状回復費用が250万円になることもあるということです。

孤独死に対する大家さんの3つの負担

 1つ目  原状回復の費用負担

この費用は、発見時の状況によって大きな差が出てくるとのことです。

孤独死保険「無縁社会のお守り」を提供しているアイアル少額短期保険株式会社によると、概ね40~60万円ほどで済むそうですが、死後3日以内の早期発見だったら、10万円以下で済むことも多いでございます。

けれども、死後の日数が経過するほど金額も高くなってくるというのです。

そして、季節でも違いがあるようで、仮に死後3週間後に発見された案件では春なら130万円ほど、夏場だと250万円ほどと100万円以上の差額が生じるとのことです。

 2つ目 長期間に及ぶ空室リスク

前の入居者が室内で死亡したと聞けば、入居に際して誰でも拒否感があるものです。

このせいで、空室リスクは避けられません。

 3つ目 隣接した部屋への影響

これまた前述と同じように周辺の部屋から転居希望者が出る可能性も出て来ます。

発見を早めることでリスクを軽減することが可能だと言えますが、現状はどうでしょうか。

「孤独死レポート」によると比較的早いとされる3日以内で発見される確率は全体で40.2%で、平均発見日数は全体で17日間とされる。

30日以上経過してから発見される割合は全体で14.3%だということです。

発見まで長期間を要する割合は、平均すると女性が16日、男性が17日。男性の方が発見されるまでの期間が長くなる傾向ということです。

第一発見者は、32.4%が親族や友人の近親者、53.0%が管理会社、福祉関係、警察といった職業上の関係者ということです。

男女別で見た発見者の割合は、男性は「職業上の関係者」の54.0%、"女性は「近親者」の40.8%が最も高いそうです。

ブログ管理人も第一発見者となったことがあります

その時は、毎日会社に真面目に来る人が突然月曜のこと、連絡もなく会社に来なかったのです。

その日の午後、アパート管理会社の方と二人でアパートへ行って発見したことあります。

男性69歳の方でした。

アパートの玄関ドアを開け、恐る恐る部屋の中を歩きまして。

いたのです。

寝たように横になっていました。

声を掛けても、微動だにしなかったので分かりました。

これは、死んでるな。。。

そっと、足首に触れた瞬間のことです。

彼は冷たくなっていたのです。

冷や汗ものでした。

警察へ直ぐに電話して、第一発見者ということで取り調べを受けたのでした。

今回の記事は、孤独死の問題点やリスクに ついて社会に広く知ってもらうことが主旨となります。

今回は、以上です。

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