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一人暮らしの部屋に、いま求められていること

一人暮らしの部屋に、いま求められていること?

現在一人暮らしをしている人・一人暮らしをしたい/予定がある人」がアンケートを回答。

全国宅地建物取引業協会連合会(以下、全宅連)と、全国宅地建物取引業保証協会(全宅保証)は、201812629日の間、「一人暮らしに関する意識調査(平成29年度)」を全国の18歳以上の男女2800名を対象にインターネットを通じて実施しました。

アンケートの発表された結果から、いま一人暮らしの部屋に求められていることを探ってみたいと思います。

ポイントの1位は間取りの広さ

お部屋探しの前提条件となる「住まいの状況」については、「1829歳で現在一人暮らし」層は、「ワンルーム」「1K」といった部屋数の少ない住居に住んでいる人が多く、平均家賃も相対的に低くなっています。

家賃については、半数を超える55%が、4~6万円台と回答していました。

特に「駐車場の有無」は大きく低下したので、対前年で19ポイントの減少をみせ、いまの若者の「車離れ」を象徴する結果となりました。

若者は車に興味がなくなったという時代背景もありそうですね。

上位項目である重視ポイントは、

1位 間取りの広さ

2位 日当たり

3位 築年数(築年数のみ上昇傾向)

となっております。

その他

「今後一人暮らし意向あり」層については、「現在一人暮らし」層より耐震性セキュリティーを重視していることがわかりました。

見栄より暮らしやすさを求める傾向が増えている

また、「環境についての重視ポイント」については、2018年は「駅が近い」をより重視するようになり、対前年で14ポイントの伸びを見せています。

その他の回答からわかることは、物件探しにおける「環境」のキーワードは、買い物の利便性と距離の利便性(駅、学校・職場)のようです。

特に1829歳の若い年齢層は「学校・職場に近い」ということを重視し、30代以降、年齢を重ねるにつれて「静けさ」や「公園などの自然環境」を重視するようになることもわかりました。

また、意外にも巷で話題の住みたい町など「地域ブランド」を重視する人は少ないです。

ここチェックですよ。

ブランドとか見栄よりも実質的な暮らしやすさを重視していることがわかりました。

こういった実用性を求める回答は「今後一人暮らし意向あり」層が「医療機関の有無」を重視していること等にも表れています。

また、「部屋の設備」については、バスとトイレが別、エアコン付、収納スペースが上位と、過去と相違ない結果で想定内です。

設備面でも「セキュリティー」意識によるニーズからか、オートロックや防犯カメラを重視する声が年々増えている内容となりました。

ここまでの結果から、一人暮らしの部屋に求められていることは何をおいても利便性・安全性だと言えます。

忙しい一人暮らしの若者達は、駅や店舗、学校へのアクセスが良く、フットワーク軽く活動でき、仮に広さはなかったとしても、安心して暮らせる清潔な部屋を求めているといえます。

仕送り額と平均家賃の関係性

先日、首都圏を中心とする私立大に2017年度に入学した下宿生への仕送り額(6月以降の月平均)が17年ぶりに増加し、86,100円になったと、東京地区私立大学教職員組合連合の家計負担調査から発表されました。

それでも、仕送り額のピークだった1994年に比べれば、現在の仕送り額は3割ほど低いままです。

仕送り額の平均86,100円から、家賃の平均61,600円を引けば残りの生活費は、ひと月あたり24,500円。

一日にすれば817円で生活することになります。

最近の学生達は授業の後、終電近くまで毎日のようにアルバイトをしていると聞きます。

そんな多忙な若者を支えるのが「一人暮らしの部屋」。

若者の負担を考慮した住宅の在り方が問われているのですね。

今回は以上です。

 

 

 

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